今シーズンも長いと思っていたプロ野球の全日程が終了しました。

私は今のソフトバンクホークスが、ダイエーホークス時代からのファンです。

今シーズンは、レギュラシーズンこそ2位で終わりましたが、今は私がダイエーホークスの頃には無かった、ポストシーズンというものがあります。

セパ両リーグに分かれて、「クライマックスシリーズ」というのがあります。

「クライマックスファーストステージ」は、レギュラシーズンに於いて、2位と3位のチームが試合をし、3勝した方が次の「クラマックスファイナルステージ」に進みます。

どちらの試合にも上位チームには、1勝のアドバンテージがあります。

「クライマックスファイナルステージ」とは、「クライマックスファーストステージ」を勝ち抜いたチームとレギュラシーズン1位のチームが戦います。

「ファイナルステージ」は、どちらか、4勝した方が勝ち抜き、次の「日本シリーズ」へと進みます。

今シーズンのパリーグは、圧倒的な強さで、埼玉に本拠地を置く、西武ライオンズが優勝しました。

この、西武には10年に1度、優勝するというジンクスがありました。

西暦にして末が8の付く年に優勝しています。

今年も「2018年」という事で、西武ファンは、開幕前から「今年は優勝」という事で熱気高く始まりました。

選手の方ももちろん、感じていたと思います。

流石にスタートダッシュに成功した西武は、2位のホークスに6.5ゲーム差をも付けて圧勝的なパリーグ優勝でした。

私が感じたのは、レギュラシーズンは優勝したものの、2位に終わったホークスには、レギュラシーズンとは違う短期決戦であるポストシーズンの勝ち方を熟知している事が強みになると思いました。

「クライマックスファーストステージ」は、2位のホークスに1勝のアドバンテージが付いてからの試合です。1試合は落としましたが、順当に「ファイナルステージ」へ進みました。

そして、「ファイナルステージ」です。

敵地に乗り込んで、ホークスはアドバンテージがないので、4勝しなければなりません。

しかし、4勝2敗(アドバンテージ含む)で、打線が爆発しました。

4勝の内の3試合が10得点以上取るという、ファンにとってはそれこそ、「スカッ!」とした西武のお株を取る打線の猛攻撃でした。

ホークスの工藤監督は、「パリーグの代表として、日本シリーズに挑み、必ず日本一になってきます。」と敵地のメットライフ球場で西武・ホークス両ファンに誓いを言いました。

そして、「日本シリーズ」です。

これは、セリーグの覇者、広島カープが順当に勝ち進み、今までで初めての「西日本シリーズ」になりました。

もちろん、全試合がナイターなので、ドーム球場ではないマツダスタジアム(広島カープの本拠地)には、西武との試合を戦って、1日のみの休日で、日本シリーズ試合2日前には、広島に乗り込んで、慣れない球場の照明やグランドの感覚等を徹底的に練習したとホークス関連の記事で読みました。

その練習も効いたのでしょうか?

日本シリーズ第一戦、カープファンが着たカープユニフォームの赤が真っ赤に染まる中、一角を陣取ったホークスファン。

私はテレビを見ていましたが、9対1の割合のような感じにも見えました。

少ないホークスファンの中、試合は、1回の裏にカープが2点を先制し、試合は流れていきました。

広島カープもセリーグ優勝は、3年連続というチームではありますが、昨年はクライマックスファイナルステージで負けてしまい「日本シリーズ」には出られなく、「日本シリーズ」自体には、過去、出場してはいるものの、日本一というのは、34年ぶりとなります。

こちらのセリーグも圧倒的な強さを見せ、リーグ優勝もし、ファイナルステージもいとも簡単に勝ち進み、日本シリーズに進んだわけですが、「日本シリーズ」というものを勝ち進んでいく経験がないという事が、ホークスとの大きな差だったと思いました。

先程の第一戦が、大きな分かれ道になったと思います。

第一戦、1回の裏にカープが、先制しました。そこで、カープがその試合を勝利していたら、どうなっていたのか分かりません。

しかし、ホークスが5回に相手のミスに付け込んで、同点としたのです。

そして、両チームともに出てくる投手が、抑えて、第一戦は、「延長12回引き分け」となりました。

この試合が、広島の本拠地マツダスタジアムでのカープが追いつかれる試合となった時に「ホークスに勝機がある!」と思いました。

次の日の試合もマツダスタジアムでの試合でした。

この試合は、広島カープが勝つことには勝ちましたが、次の試合は1日移動日を挟んで、ホークスの本拠地、ヤフオクドームでの3連戦です。

ホークスは、このヤフオクドームでは日本シリーズに関しては、不敗神話があります。

しかし、例えば、ヤフオクドームでの3試合を勝利し、3勝1敗にしても、あと、1勝しなければなりません。

そうなるためにも、第6戦は広島の本拠地ではありますが、「勝って欲しい」とホークスファンは、思ったことでしょう。

ファンには、球団からヤフオクドームでのパブリックビューイングが開かれ、そこに来たファンの総数は、1万人を超えたと聞きました。

それ程のホークスファンが広島に行けなくても行けなかったという、でも、カープファン一色に染まったマツダスタジアムで精一杯、応援して頂いたホークスファンに対して、御礼申し上げたいです。

第6戦はホークスが勝利し、日本一を「下剋上」でもぎ取りました。

そして、平成最後の日本一をもぎ取ったホークスの選手が、まず、第一に向かったのが、カープファンが陣取っていたホームのカープファンの方が応援している席に向かったのです。

ソフトバンクホークスの監督、選手一同が、カープファンの前に行って「御礼」をしました。

カープファンからも暖かい拍手が送られていました。

そして、待ちに待ったホークスファンの待つところに。

その時の選手の顔は、何となく、「ほっ」とした表情に見えました。

先ほども書きましたが、今年は平成最後の年でもありました。その中で、日本の中で一番、西にあるセパ両リーグの日本シリーズになりました。

これは何を意味しているのか?

そして、カープファンとホークスファンの長い1年も終わりました。

また、来シーズンはどんな試合が見られるのか楽しみで堪りません。